高山村に、森の香りが満ちる季節がやってきました。
6月の松川館は、新緑に包まれた静かな森の中。
葉を揺らす風、鳥の声、木漏れ日——自然の気配がすぐそばにあり、
日常から一歩離れ、心がゆるむ時間がはじまります。
そんな季節に合わせて、松川館では新たなお食事メニュー「きのこ牡丹鍋」の提供を6月よりスタートしました。
使用するのは、高山村の地元猟師さんが仕留めた新鮮な猪。
この地の猪は山のどんぐりをたっぷり食べて育ち、脂に甘みとコクがあり、臭みはまったくありません。
とろけるような肉質で、「これが猪肉？」と驚かれるほどの極上の味わいです。
さらに鍋に合わせるのは、長野でも出会うことの少ない山のきのこたち。
季節によって異なる種類を組み合わせ、香り・食感のバランスを丁寧に調整。
信州味噌と松川館特製の出汁がすべてを包み込み、
何度も試作を重ねてたどり着いた、ここでしか味わえない一品となりました。
この鍋は、お酒との相性も抜群です。
信州の地酒はもちろん、冷えたビールとも相性がよく、食後の満足感をより深めてくれます。
そして、もうひとつ——
松川館の滞在で欠かせないのが2つのサウナ体験。
空とつながる、絶景のサウナ
「天空のサウナ」は、宿泊者専用の貸切空間。
広がる山々と空、遠くまで見渡せる景色の中でととのう体験は、日常では得られない特別な時間です。
森に溶け込むような外気浴
「森のサウナ」は、新緑に囲まれた静かな空間。
薪の香りとやわらかな蒸気、サウナ小屋の中から聞こえる自然の音に、身体も心もほどけていきます。
サウナでととのい、温泉で深呼吸し、
そのあとにいただく「きのこ牡丹鍋」とお酒。
自然の恵みと、松川館のこだわりが詰まった、五感がほどける滞在をぜひ体験してみてください。