YAMADA ONSEN · NAGANO
Journal — Private Sauna in Japan
2026.08.17
日本のサウナには決まった型があります。型がわかると、あとのことはだいたい筋が通ります。
最後に訪れる感じを、ここでは「ととのう」と呼びます。熱と水と外気を、その順番で通ったあとに来るしずけさのことです。
松川館は長野県高山村の温泉宿で、貸切にできるサウナが2棟あります。ここでは日本のサウナの型と、当館で違うところと、料金をご説明します。
日本のサウナは部屋ではなく、まわす順番のことです。しっかり温まって、冷たい水に入って、外に座って何もしない。これで1セット、多くの方は3セットまわします。
当館のスタッフがおすすめしているのは、まず内湯で軽く温まってから、110℃の部屋に10〜12分という入り方です。出る2分ほど前にロウリュ(熱した石に水をかけること)をすると、熱がやわらかく全身を包みます。
そして水風呂です。深さ120cm、山の水を使っていますので、肩まで沈むことができます。きつければ、頭と肩に水をかけるだけでも効きます。
そのあとが外気浴です。ここは初めての方がいちばん飛ばしがちで、いちばん惜しいところです。椅子で5〜10分、呼吸をして、空を見ます。スタッフのおすすめの順番はサウナの入り方にまとめています。
日本のサウナは男女別で、何も着けずに入るのがふつうです。カップルや家族、友人同士が一緒に入れないのは、この一点が理由です。
松川館のサウナは2棟とも、水着とサウナポンチョを着てご利用いただきます。男女ご一緒に入れますし、小学生以下のお子様は保護者同伴でご利用いただけます。
お風呂のほうは別です。温泉は日本のふつうの作法どおり、水着なし・男女別でご入浴いただきます。着て一緒に入るのはサウナのほうだけです。
サウナは2棟あり、それぞれ答えている問いが違います。
森のサウナは木立のなかにあります。85℃と110℃の2室、深さ120cmの水風呂、3種類の椅子がある外気浴スペース。日帰りは1名2,300円、2時間の枠制で、1枠あたり最大10名までです。
| 森のサウナ・日帰り | 1名2,300円/2時間 |
|---|---|
| 枠 | 9:20〜11:20/11:30〜13:30/13:40〜15:40/15:50〜17:50 |
| 天空のサウナ・日帰り | 1組9,800円から(1〜4名様)/120分・完全貸切 |
| 天空のサウナ・宿泊のお客様 | 1組3,000円/120分・完全貸切 |
天空のサウナが貸切のほうです。標高1,000m、1組ずつ、ヒノキで組み、HARVIA社のタワーストーブと石の輻射熱で温めます。料金は変更になる場合がありますので、最新の料金は予約サイトでご確認ください。
手ぶらでお越しいただいても、サウナは一通り楽しめます。必要なものは当日ご用意しています。
| サウナ用水着 | レンタル500円 |
|---|---|
| サウナポンチョ | レンタル680円 |
| フェイスタオル | 150円(宿泊のお客様は無料) |
| バスタオル | 200円 |
ポンチョは、思っているより大事です。秋と冬、110℃のあとに肩からかけて外に座る数分が、その日いちばん良い時間になります。
日本のサウナの作法は短く、むずかしいものはひとつもありません。
湯船にもサウナにも、入る前にシャワーで体を洗ってください。到着したとき、そしてセットのあいだに水分をとってください。サウナは思うより水分が抜けます。声は小さめに。外気浴はしずかな時間です。
水風呂も、4セット目も、無理をしないでください。休憩の椅子は使い終わったら空けていただけると、次の方が座れます。
タトゥーについて。松川館のお風呂はすべて、タトゥーのあるお客様もご利用いただけます。村の外湯では、現地の掲示に従ってください。
貸切サウナは日帰りでも十分に成り立ちます。泊まると、単純に回数が増えます。
宿泊プランには森のサウナが無料で含まれ、20:00〜23:00は宿泊のお客様だけの時間になります。外では焚き火が灯ります。夜と翌朝、2回入れる計算です。
お風呂の時間も変わります。日帰りは11:00〜20:00、宿泊のお客様は11:00〜24:00です。チェックイン15:00、チェックアウト10:00ですので、一泊はおよそ23時間になります。
長野駅からは宿泊のお客様限定・予約制の無料送迎もあります。サウナのあとに運転しなくて済みます。日帰りと宿泊の比較はサウナに泊まるに数字で並べています。
宿泊なら森のサウナは無料で含まれ、20:00〜23:00は宿泊者だけの専用時間になります。2棟の違いと宿全体のサウナの考え方は、サウナのページにまとめています。